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夏のオープンキャンパスへ

オープンキャンパスへ

夏休みの間、大学のオープンキャンパスへ行ってきました。

最初は「まだ1年だし、部活も忙しいから今年は行かなくてもいいよ…」と言っていましたが、結論から言うと行ってよかったです。

オープンキャンパスへ行ってみよう

まずは早めの情報収集が必要です。どこの大学にしようか迷っている段階なら、リクルートやベネッセ系の大学進学情報サイトで地域や日程で条件をつけて検索してみるといいですね。

例えば夏の開催だと、その年の6月ぐらいから少しづつ各大学のサイトでもオープンキャンパスについてお知らせが掲載され始めます。

コロナの影響で通常開催は数年ぶりという大学が多いですが、要予約・人数制限ありという所もあります。早々に予約受付終了となった大学/学部もあったので、こまめに更新情報を確認してみてください。

我家の場合、事前チェックしていた大学のオープンキャンパスの日程が結構重なっていました。休めない部活の強化練習(合宿など)もあり全てに行くのは無理なので、ある程度下調べをして優先順位をつけました。

模試の結果などで志望大学も変わってくるかもしれませんし、今年行けなかった所は、また次の機会に。

ゆとりのある時に情報収集を

高校にもよりますが、近隣の公立だと高1の秋には三者面談で文/理および2年での選択科目の決定(その後の変更は原則不可)なので、進路について考えるのをあまり後回しにはできません。

夏の間に気になる大学の情報収集し、進路(学部/学科)を決める際の判断材料を得てから、秋の面談が迎えられると良いのかなと思います。

息子も最初は「まだ高1だし別に行かなくても…」と消極的でしたが、そもそも大学のオープンキャンパスって何するの?と調べてみたら「へぇ、行ってみようかな」と気持ちが変わりました。

オンラインオープンキャンパスを開催している大学もあるので、時間にゆとりのある高1・高2のうちに、いくつか見ておけるといいですね。

誰と行く?服装は?

首都圏に住んでいるので、当初はこのようなイベントには高校の友達と行くのかと思っていましたが、(仲の良い友達で)理系志望がいない。という事もあり、親子で行ってみる事にしました。

自宅から大学までのアクセスの確認と大学構内見学程度なら子供1人でいいですが、1人で行かせたら絶対研究室見学なんて行かなそう…(それはもったいない!)と思ったので、親と行くのが恥ずかしいなら向こうで別行動してもいいし。と、親は親が気になる情報収集・確認のために行きました。

学園祭(大学祭)などのイベントには友達と行くほうが楽しいでしょうね。

当日の服装については、高校受験の時みたいに制服で行くのかな?と調べてみましたが、高校側からも服装の指定はなく自由(制服/私服)のようだったので、オープンキャンパスへは私服で行きました。

当日は、友達と来ている・親と一緒に来ている・一人で来ている・制服・私服、いろいろです。他人の細かなことなど誰も気にしていないと思いますよ。

スケジュールの例

各大学、様々なイベントを用意していると思いますが、私達が行った私立大学(理系)の例をご参考まで。

在学生が案内してくれるキャンパスツアーの他、学部・学科説明会、模擬授業、個別相談、研究室の見学などがありました。理工学部に進もうと検討している女の子向けの在学生との相談コーナーや、時間の都合上参加できませんでしたが予備校による入試対策講座もありました。

1日の動きとしては、

  1. 受付開始直後から構内に入り午前中の各説明会・キャンパスツアーに参加。
    (参加予約は午前中枠で予約)
  2. 昼食は大学構内の学食で。
    (混雑していたけど安くて美味しかった)
  3. 午後は模擬授業に参加した後に、興味のある研究室の見学。
    (模擬授業:2講座/各60分、研究室見学:1ヶ所)
  4. 帰る前に構内カフェでひとやすみ。
  5. アンケートに答えてオリジナルグッズのお土産をもらい、これで当日の全スケジュールが終了。

結局、ほぼ1日オープンキャンパス終了の時刻まで見学していました。家からのアクセスの他、大学(学生さん達)の雰囲気、どんな事を学ぶのか、その一端を知るにはとても有意義な1日でした。

模擬授業

各学科で1~2つの模擬授業が午前/午後で各1回づつありました。日によって違う内容が用意されている学科もあり、その中から興味のある内容の授業へ参加します。

模擬授業は「混雑するようであれば学生を優先してください」との事でしたが、空席も多かったので一緒に授業を聞いてきました。

参加した大学では、授業といっても学科説明などを兼ねて「こんな事を勉強して、研究室ではこんな研究しているよ」という内容で、高校生でも分かりやすいものでした。対象者は「これから大学に入ろうとしている人」なのですからね。在学生相手のいつもの授業とはちょっと違うのだと思います。

研究室の見学

大学に入ってからの授業の中で、また新しく興味を持つ分野も出てくると思いますが、受験する学科を決める時の判断材料にもなるので、入学後のミスマッチを防ぐためにも、研究室の見学も予定に入れてみて下さい。

興味を持った研究室に入るには希望者の中から日頃の成績順なのか・別途入室テストがあるのか・どれくらいの学生が希望通りに入れるのかなども情報があるといいですね。

パンフレットでも研究室について紹介されていますが、実際に見学に行くのが1番です。

息子は模擬授業で当初とは別の学科へ興味を持ち、その後の研究室見学は模擬授業を受けた教授の研究室へ見学に行きました。研究室でも修士課程の学生さんがいろいろ研究について説明して下さり、他にもいろいろ大学生活のお話を伺うことができました。

在学生との交流

パンフレットだけではよく見えてこない部分は、学生さんとお話しするに限ります。みなさんとても親身になって質問に答えてくださいますよ。

帰ってきてから「こんな事を聞けばよかった」とならないように、質問事項はあらかじめメモしておくといいですね。

本人も帰りの電車の中では「楽しかった」「勉強頑張ろう」と話していたので、気持ちに何か変化があったのだと思います。

院への進学状況、研究室の1日、就職活動など、理系が身近にいないので親的にも得るものがありました。

目標を明確に

我家の場合は国語が超苦手(理数系科目はわりと得意・英語は嫌いじゃない)だったので迷わず私立理系。今の所は理工学部に興味を持っています。おおよそこんな所までは決めてからオープンキャンパスへ参加しました。

ただ、在学中の学生さん達に「何か質問はありますか」と聞かれても本人はまだぼんやりとした目標なので、何を聞いたらよく分からない状態。

それでも「まだ高校1年生だから、今からじっくりと自分のやりたいこと・目標を明確にして頑張ってくださいね」と言葉をかけていただき、刺激になったようです。(親が『勉強しろ~』言うより効果があります)

今回は、気になる学科を新しく発見することができました。これだけでも大きな収穫です。

他大学のオープンキャンパスにも行ってみたいし、また来年この大学に来るなら次は入試対策講座と研究室見学を中心にオープンキャンパスに参加できると楽しそうだなぁ。

まだ完全に「スイッチが入った!」という感じではありませんが、これを機に日々の勉強に励んでくれればいいなと思います。

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