来年の花も諦めない、あじさいの強剪定
我家のポストの足元に植えてあるのはハイドランジア(西洋アジサイ)のダンスパーティーという品種です。
買ってきた当初はひょろっと小さな鉢植えだったのに、地植えしてもう10年。大きく成長しました。可憐な花は、梅雨時期の楽しみの1つでもあります。
大きくなりすぎてしまった紫陽花
あじさいは「剪定時期を誤ると翌年花がつかない」「花の咲いた枝の上から数えて2~3節を目安に剪定」というので、毎年ちまちまとしか剪定できずにいたら、とうとう花でポストが埋もれてしまって大変不便でした。
今は配達して下さる郵便局の方のご迷惑にならないように、かろうじて前面の受け入れ口だけ、スペースを確保しています。
とにかく小さくコンパクトにしたい
綺麗な花も見たい!でもこれ以上大きくなられてはどうにもならない!ということで、強めの選定を行うことにしました。
我家のは「ダンスパーティー」という園芸品種なのですが、旧枝咲き(今年伸びた枝の付け根に秋に花芽がつき来年花が咲く)なので、基本的には強剪定した翌年の花は諦めることになります。
が、花芽がつく秋までに新しく伸びてくる枝があれば、花を諦めなくても良いのでは?と考えて、実験的に早い時期に強剪定してみることにしました。
まだ梅雨も明けきらない6月末、全体の1/3・地際30~40cmぐらいまでバッサリと。もし来年花が咲かなくても、とりあえず小さくコンパクトになって欲しい!
完全に枝だけの状態にしてしまうのはちょっと怖いので、木質化している枝はでっぱり(今後葉が出てきそうな凸部)の少し上、株元から伸びてきた新しい枝は葉が数枚残る程度にカット。
家族からは「なんだかかわいそう…」とまで言われましたが「あじさいは丈夫だからまた成長するよ」とごまかしました。←実はこれが2019年のお話。
今年2020年にどうなったかというと…
無事今年もたくさんの花を咲かせてくれました。花付きが悪くなることもなく、見ごたえたっぷりで申し分なしです。
あんなに思い切ってバッサリいったのに、結構丁度良いくらいまで成長。この分だと毎年6月末にガッツリ強剪定だな…。
最初は強剪定は隔年でもいいかなと思っていましたが、花が咲くころには結構な高さまでわっさわっさに成長するので、結局毎年強めに剪定しています。(この記事を書く前に2020年度の強剪定は実施完了)
今まで悩んできましたが、タイミングとコツがわかったので良かったです。
同じように「紫陽花あるある」でお困りの皆様、6月末の強剪定いかがでしょう?ただし来年の花をお約束するものではありませんので、悪しからずご容赦ください。