GoogleドキュメントをPDF化すると文字がズレる原因と対処法

先日、Googleドキュメントで作った資料をPDFにして保存しようとしたところ、出力されたPDFのレイアウトが崩れていました。画面で見ていた文字の位置と、PDFの文字の位置が明らかにズレていたのです。
結論から言うと、この問題は「ダウンロード」ではなく「印刷」メニューからPDF保存すれば、ほぼ解消できます。原因と手順を解説します。
なぜズレる? 原因は「フォントの不一致」と考えられる
「ファイル」→「ダウンロード」→「PDFドキュメント」の手順で保存すると、フォントが変わり改行位置がズレることがあります(この現象はGoogleスプレッドシートでも起こります)。
原因として、以下の3点が指摘されています。
- フォントの強制置き換え:画面上ではきれいに見えていても、PDF変換時にGoogleのサーバー側で標準フォントへ自動的に置き換えられることがあります。
- 文字幅(プロポーショナル幅)の計算ズレ:フォントが変わると1文字あたりの横幅も変わり、1行に入る文字数が変化して改行位置がずれます。
- スマホは内蔵フォントが少ない:PCよりも影響を受けやすい傾向があります。
【PC】「印刷」経由でPDF保存する
この問題は、通常の「ダウンロード」ではなく、「印刷」の仕組みを応用することで綺麗に解決できます。

- 「ファイル」→「印刷」をクリック(またはプリンターアイコンをクリック)
- 印刷ダイアログの「送信先」を確認する
- プリンター名になっている部分を「PDFに保存」に変更する
- 「保存」をクリックする
ブラウザの印刷機能は画面表示とほぼ同じフォント・行間で出力されるため、レイアウト崩れが起きにくくなります。この方法はGoogleスプレッドシートでも有効です。
スマホ(iPhone/Android)では直せない?
PCで作成した資料をスマホでPDF化する場合、スマホアプリの「共有とエクスポート」から「印刷」や「PDFとして保存」を試しても、PCとスマホのシステム上のフォント制限により、フォントのズレを回避するのは難しいのが実情です。
対処法としては「PCで印刷経由のPDFを作成してからスマホに転送する」のが現実的です。
まとめ
- ズレの主な原因は、PDF変換時のフォント置き換えと考えられます
- PCでは「印刷」メニュー経由のPDF保存が最も手軽で有効です
- スマホでは完全な回避は難しいため、PC経由を検討しましょう
提出直前に慌てないよう、この方法を覚えておくと安心です。