夏の席書大会(書道大会)へ参加
ここ数年コロナで開催されていなかったとのことですが、学校の国語科の先生から「夏の席書大会へ出てみないか」というお誘いを受けました。(参加人数は、中1~3年・先生からの推薦・自薦で20名程度、会場は通っている中学校)
何かと忙しい3年の夏に…とも思いましたが、本人も「仲の良い友達も一緒だし、出てみたい」というので参加(毛筆の部)することにしました。(夏期講習・高校見学会などの予定もなしだったので)
筆・墨(固形墨)の買いなおし
中学では、書道の授業は冬休み前の数回(書初めの指導)しかないので、大筆と小筆は小学校の時に購入した筆のままで、書初め用の筆だけを中学入学時に新調していました。(書道教室には通っていません)
席書大会への参加がなければ新たに買う必要もなかったのですが、今回は半紙に書くので久しぶりに大筆と小筆を使います。でもちょっと今の筆で書かせるには可哀そうかな(筆の状態が良くなかった)と思い、買いなおすことにしました。
また、今回は墨汁NGとのことで、今まで使っていなかった「固形墨」が必要になり、大慌てです。
筆も墨も、お習字を習っていれば教室の先生にご相談できたんですけどね…。私個人の遠い記憶(自分が書道を習っていた頃)を頼りにネットで情報を補いつつ、良さそうなものをチョイスすることにしました。
以下、商品のチョイスについて
「技能・芸術系」の道具類は上質な物を求めればきりがなく、価格もピンキリです。
今回は、宝の持ち腐れにならない程度に息子の技能レベルにあった、使いやすそうなもの・買いやすい物を、ややコスパ重視寄りで選んだ商品になりますのご了承ください。
大筆(太筆):あかしや書道用太筆 白雲 3号
上記:筆ネットショップ 楽天市場店 送料270円かかりますが小筆と一緒に購入。Amazonは送料が無料なのですが、筆本体の価格が高かったです。比較してお得なほうでご購入ください。
白雲の詳細(あかしや)
あかしや/3号/白雲(Amazon)
小学校時代に購入した筆(あかしや3号 兼毛書写楽FITGRIP友)からの買い替えです。今回は半紙に行書で5文字のお題なので、しなやかな文字が書けるような、今までより少しやわらかい筆を選びました。(白雲:中鋒/主原毛:羊毛・馬尾脇毛/ほどよい硬さ/初〜中級/楷書・行書/半紙4〜6文字)
使用感想
私も使ってみましたが、墨含みがよくなめらかな字が書けます。
写楽FITGRIP友も白雲も同じ「中峰」ですが、白雲のほうが少し(6mmほど)長く、実際に書いてみると「思っていたより筆がやわらかい」と感じました。
小筆(細筆):あかしや書道用細筆 風雪 8号
風雪の詳細(あかしや)
あかしや/8号/風雪(Amazon)
小学校時代に購入した筆(あかしや8号 たちばな)からの買い替えです。小筆の状態が良くなかったこともあり、大筆と同じタイミングで新しくしました。(風雪:中鋒/主原毛:馬毛・羊毛・特殊ポリエステル毛/やや硬め/初〜中級)
使用感想
小学校時代のは筆先もボサボサだったので、新しくして各段に書きやすくなりました!ポリ毛混合なのでどうかなと思っていましたが、問題ない感じです。
Amazonのレビューでは低評価でしたが、今の所はひどい抜け毛もないし、問題なく普通に書けてます。(まだ2回しか使っていませんが、すぐボロボロになるのか?!)
固形墨:墨運堂 固形墨 玉品
- 漢字/半紙・画仙紙/練習・清書/一般・学童
- 鉱物性直火焚煙(高級松煙)
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墨色:やや濁りのある赤茶系の黒/濃墨:赤みを帯びた力強い黒
※淡墨には不向き
今まで使っていなかったので新規購入。筆と同じくホームセンターで気軽に買える「あかしや」の固形墨でも良かったのですが、ネット情報で墨運堂さんの固形墨「玉品」に辿り着きました。(2.0丁型を購入)
品質的にもう1ランク上の「大玄」とすごく迷ったのですが、その先の大きな作品展への出品までは行かないだろう…(息子の技術的レベル的に)と、玉品にしました。
今回「固形墨」を買うにあたり、いろいろネットの書道専門店の情報を読みましたが、墨ってこんなに奥が深かったのね…と良い勉強になりました。読んでいて楽しい。
墨・和文具のお話し(墨運堂)
もう少し早く知っていれば、墨絵の授業(美術)でもっと素敵な作品に仕上がったかも…と思いました。(学校では墨汁で書いてたけど)
硯の素材に注意
あ、固形墨を磨る(する)という事は、硯にも注意が必要ですね。
一部「固形墨OK」という物もあるようですが、最近の学童用書道セットによくある「軽量化されたセラミック・プラの両面硯」では良い墨は磨れないようなので、硯だけは私が大昔に使っていた物を、ジフでちょっとお手入れをして使う事にしました。
※お手入れ自己責任・要注意です
硯の洗い方・研ぎ方(書遊Online)
使用感想
固形墨「玉品」の使った感想を書きたかったのですが、大会前日に墨を磨っていて思わぬ事が発覚しました。我家の硯ではなかなか墨が濃くならない!(ちゃんと石製なのに)
こんなに時間かかるのが普通?早おり(早く濃い墨が磨れる)を買えばよかったか?
随分長い事「墨汁」しか使っていないので、よく分かりません。
とにかく、翌日使うので超時間をかけて磨りましたが大会当日は「書いてみたらやっぱりちょっと薄い」という残念な結果になりました。(時間制限があるので当日は墨はほとんど磨れません)
墨を磨るとはこうゆうものなのか、それとも硯が悪いのか…。玉品の本当の力を知るには硯を新しく買いなおして検証したほうが良さそうです。
練習用の半紙
これは近所のホームセンターで100枚入りを購入。自宅での練習用と、本番当日の練習用として。
小学校時代に使っていた、白くて文字があまりにじまないツルツルの安い半紙でいいのかな?本番用は中学の書初めの時の紙のような、ざらっとして少し黄味がかったランクが高い半紙?
大会当日の半紙
本番用の半紙は、練習用に購入した安いツルツル半紙ではなかったので「本番用はどんどん墨をすう」「練習用ツルツル半紙とは感覚が違いすぎた」と。
あ~やっぱりそっちだったか。まぁ墨汁NGって時点で半紙もそれなりの商品ランクだと考えれば良かったね。練習するなら家にあったのに。(半切りサイズだけど)
与えられた本番用3枚の中から、無理やり1枚選んで提出してきたようです。(どれも納得がいく出来にはならなかった)
まぁ、それでも本人は「楽しかった」と言っているので良い体験ができたかな。
最後に
と、ここまで席書大会への準備として購入した物の覚え書きでした。
筆に関しては、高校に行っても芸術で書道を選択するなら、もう少し良い筆を購入しても良かったのかもしれませんが、先の事は分かりませんからね。
最悪、中学最後の書初め(冬休みの課題)が終わったらもう筆を持つこともなくなるかも。という事も含めて、そこそこの書きやすさ(息子にとっての扱いやすさ)とコスパ重視で選びました。
どなたかのご参考になればうれしいです。