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公立高校、1人1台の端末購入【神奈川】

公立高校、1人1台の端末購入【神奈川】

私立ほどではありませんが、公立高校の初期費用もバカになりません。制服・ジャージ・教科書/副教材・通学定期代などに加え、ここ数年で1人1台の「学校推奨スペック端末」の購入が加わりました。

近隣の地域では、購入必須となったのは令和4年=2022年4月入学の代からのようです。(その前の年は希望者のみ・さらに前はスマホでOK)

原則、高校生は1人1台自費購入

通っていた中学校では学校から貸し出し(Chromebook)だったのに、高校では「推奨スペックのノートパソコンかタブレットを自分で買ってください」が原則になりました。

残念ながら、今のところ神奈川県では補助金はありません。

一部、清川村は補助を出しているようです=タブレット端末等購入費の2分の1(上限は45,000円まで)※2025年7月閲覧時 ※最新情報をご確認ください

用意が難しい場合は学校端末を貸し出す準備があります」とのことでしたが、具体的に何台ぐらい貸し出し用として確保しているのかは分かりません。

基本的には、自分の端末が故障してしまった時に修理中の代替機として・持ってくるのを忘れてしまった時に借りるぐらいに考えておくほうが良いと思います。

どんな端末を買えばよいのか

先述しましたが、令和4年=2022年4月入学の代から原則購入必須となりました。

端末を購入する必要がある場合、合格発表後に高校で配布される入学者用資料の中に「1人1台の端末購入について」というような案内、共同購入がある場合は業者のチラシが入っており、そこで初めてその年の入学者が用意すべきスペックが確定することになります。

指定OS・推奨スペック変更の可能性も含め、横浜市立高校のように学校貸与(2023年4月入学から)となったり、今後公的な補助金が出ることになるかもしれませんので、確定するまでは情報収集に留めておくのがベストです。

学校推奨端末とは?

想定機種としては、iPad・Windows・Chromebookの3種。端末指定のある学校(Windows指定・iPad指定など)もあり、推奨端末は学校でばらつきがあります。

ネット検索してみても、県内の各公立高校で使っている端末について具体的な情報があまり出てきません。

一人一台PCについて(神奈川県立希望ヶ丘高校)2026年1月閲覧(機種 80期生は ASUS B1100FKA、78/79期生は SurfaceGo3 と思われます)

学校推奨タブレットPCのご案内(2026年入学 神奈川県立平沼高校)2026年3月閲覧

※平沼高校の場合、2023年入学者むけ(機種:ASUSかAcerの端末 型番不明・OS:Chorome)、2024年入学者むけ(不明)、2025年入学者むけ(機種:Dynabook K70/HY・OS:Windows)、2026年入学者むけ(機種:Lenovo Chromebook Duet Gen9・OS:Chorome)と数年の間に学校指定OSが変更になっています。

2023年入学者の購入端末スペック・購入金額など

以下、息子が高校入学した際に収集した端末購入についての情報です。推奨スペック・購入金額については数年後には変わると思いますので、ご参考程度に。

Chromebook共同購入費用の一例

Chromebook共同購入の料金プラン例としては、下記のような端末にサポート会社の有料の3年間修理保証オプション付きで、合計5万越え。金額の内訳は、ASUSやAcerの約4万ちょいの本体+3年修理保証です。※ある県内公立高校の2023年度の団体購入案内より

保証が必要なければその分安くなるので、保証内容(どこまで無料修理の対象なのか)を確認して、個人購入パターンとあわせてご検討ください。

Chromebookを推奨している学校の例

※以下、2023年度入学の例 各学校・入学年度で推奨スペックが変更になる場合もあります

  • メモリ4GB以上
  • ストレージ32GB以上 ※1
  • Wifi(IEEE802.11a/n以上)
  • アウト/インカメラ
  • マイク/イヤホンジャック
  • キーボード
  • 画面サイズ10インチ程度
  • バッテリー稼働時間8~10時間程度 ※2

※1:ストレージについて、最低32GBとは記載されていますが、実際の学校指定業者からの共同購入機は64~128GB程度。

※2:個人購入端末の場合、学校の授業で1日使用できるバッテリー量であり、必要に応じて家庭で充電してくるのが原則。(学校での充電不可)上記はおそらくカタログスペックでの時間。実働ではカタログスペックの5~7割といわれています。

Windows(Surfaceなど)を推奨している学校の例

※以下、2023年度入学の例 各学校・入学年度で推奨スペックが変更になる場合もあります

  • Win11
  • メモリ8GB以上推奨
  • ストレージ64~128GB
  • CPU 1.1Ghz以上
  • Wifi(IEEE802.11a/n以上)
  • アウト/インカメラ
  • キーボード
  • バッテリー稼働時間8~10時間程度
  • Office系ソフト(ExcelやWordなど)※1

※1:Officeについては学校単位での契約がある場合は、卒業までは学校アカウントでOffice系ソフトを使うことができます。購入する端末にインストールされている必要があるのか/ないのか、確認してからご購入を。

充電や課題作成・提出の為「都度必要に応じての持ち帰り」を想定しているので、1.5kgまでの軽量モデルであることなどの項目もあります。

Windows(Surfaceなど)の共同購入の参考費用、iPad(共同購入の有無・推奨スペック・キーボードやペンの要/不要など)については情報が得られませんでした。

これからiPadを購入される場合は購入時期・セール情報など以下の記事(2026年1月22日公開)をご参考まで。

学校から案内された端末を全員買ってるの?

学校が指定する条件を満たしていれば、今自宅で使っているノートPCでもiPadでも「可」とあります。

私の周囲はChromebookを使っている学校ばかりなので情報が偏りますが、端末に何かトラブルが起きた時の3年保証や、授業中操作方法が分からない時にその場で友達に聞けるというのが安心材料なのでしょうか、息子の友達の学校(神奈川県立高校・Chromebook共同購入)では「学校で購入した生徒がほとんど」という話を聞きました。

既に自分用のPCを持っていて使いこなせている子は、学校推奨とは違うOS端末の個人購入でも大丈夫でしょうが、PC操作には不慣れだし学校で自分だけ違うのを使うのは不安…という子は共同購入のほうが安心かもしれません

自分で市販品を買うならどこで?

自分で購入した同等スペックの端末を高校で使用することもできます。

この場合、団体購入端末との大きな違いは「保証」の部分です。保証内容を確認して同等の保証が必要かどうか・端末+保証トータルでの価格で比較・検討してみてください。

Dell/Lenovo/HPなど直販系はコスパもよく、さらに学生アカウントの登録で学割も用意されているメーカーもあります。まずはアカウントの作成をしてセール情報・クーポンをもらう準備を。

※動産保険:メーカー延長保険だけではカバーされない、 火災、落雷、破損、盗難、水漏れなど偶発的な事故をカバーできる保険。

同等スペック機を直販(オンライン購入)などで検討されている場合は納期にご注意を。いつまでに用意できていれば良いのか高校側に確認をとっておくことをおすすめします。

高校時代の端末、大学でも使える?

Chromebook導入校のクチコミ(X:旧Twitterや、高校別掲示板にて情報収集)をいくつか読んだ感じでは、大学に入学する際には買い替え(大学推奨スペックのWindows機などへ)が前提で、Chromebookは高校3年間だけ(卒業後は自宅用サブ機なので必要最低限のスペックで構わない)と考えて、学校から案内された端末を共同購入しているという印象です。

Windowsでの具体例だと、使っている端末が確認できた先述の希望が丘・平沼(2025年入学者が使用していると思われる・どちらもWindows)については、高校入学の購入時に既に多くの大学の推奨スペックに届いていないので大学で使うのは厳しいです

この辺り、学校での使い方・保護者の考え方・使う本人の希望によっても変わってくると思うので、よく話し合ってみてください。

--- 以下、2026/01 追記

高校と同様、大学でも入学時にノートPCの準備が必要ですが、どこの大学・学部学科へ進学するかによって推奨スペックは大きく変わります。

我家(2026年4月私大理工学部入学)のケース及びネット上の情報をまとめると、高校時代のPCをそのまま大学で使うのは難しいケースが多く、ほとんどの生徒が買い替える必要が出てきそうです。具体的には、以下の3つのパターンに当てはまる場合は要注意。

  1. 高校でChromebook(ChromeOS)を使っていた場合
    多くの大学・学部学科で推奨対象外となっています。高校時代の端末は「自宅のサブ機」や「修理時の緊急用」とし、大学用は新調するのが基本です。
  2. ARM系Windows(Snapdragon Xシリーズなど)の場合
    主に理系学部でARM版Windows不可とされるケースが目立ちます。必修授業で使う専門ソフトが動かない可能性があるため、買い替えが必要です。
  3. 高校入学時に「7年使う想定」で高スペック機を買っていた場合
    文系学部(ネット検索やWordが中心)ならなんとかなるかもしれませんが、高い処理能力が必要な理系学部ではスペック不足を感じる可能性が高いです。

たとえ大学1年のスタート時は使えたとしても、「処理速度の低下」「バッテリーの劣化」「保証期間切れ」という現実的な問題が出てきます。遅かれ早かれ、大学在学中どこかのタイミングで買い替えることになると想定しておいた方が良いでしょう。

--- 追記ここまで

兄弟のお下がりでもいい?

兄・姉が高校卒業のタイミングで弟・妹の高校入学。パソコンはお下がりでもいいかな。と考えるご家庭も多いでしょう。

同じOSでバッテリーが大丈夫そうであれば(自己購入機は原則高校で充電できません)お下がりもアリです。高校授業内での使い方次第ですが、文章作成・ネット検索・パワポ(スライド)程度であれば型落ちPCで多少処理能力が落ちていても困るほどではないと思います。

ですが、通う高校が違えば iPad・Windows・Chromebookで指定OSが違うかもしれません。同じ高校でも推奨OSが途中で変更になることもあります。

同等スペックなら手持ちのPCでも使用可とされていますが、使う本人に周りの友達と違うOSのPCを使うスキルはありますか?

入学時に「パソコン・タブレットの購入について」のお知らせを読んでみて、手持ちの端末のスペック(特にCPUの世代など)と比較、バッテリーの劣化具合、使用者本人のパソコンスキルも含めて、お下がりを使うか/買うかご検討ください

端末の持ち帰り

今年度から貸与となった横浜市立高校の学校端末の持ち帰りについては、学校の備品として長期休暇でも持ち帰りできない(夏休み中に資料作成課題があっても)高校もあり、各学校で異なるようです。※記事作成時点

運用初年度ということもあり慎重なのでしょうか?

端末の持ち帰りについては通っている高校で最新情報を各自ご確認ください

県立高校など個人購入端末の持ち帰りについては、充電が持てば・その日の自宅で作業が必要な課題がなければ、毎日必ず家に持ち帰るということもなく、都度必要な時に持ち帰ってきます。

学校での保管

学校の個人ロッカーは、入学時に「鍵を買って付けてください」という案内がありますが、ロッカーの鍵の閉め忘れによる個人購入端末の盗難が心配な方は、別途セキュリティーワイヤーなどの購入が良いかと思います。

ノートパソコン用セキュリティーワイヤー/ロックダイヤル錠(楽天)

市立の場合は、小中学校と同じような鍵付きの端末専用ロッカー(保管中に充電ができる)などでの保管だそうです。

情報の授業で使うのか

息子の学校では、新しく共通テストの科目にもなった「情報」の授業の課題は、学校のパソコン(Windows)で行っています。(通常授業での使用端末:Chromebook)

高校によっては自分の端末で情報の授業課題をやっている所もあるようなので、貸与・購入端末のOSや学ぶプログラミング言語の違い(Python・JavaScript・VBA・Scratchなど)や、授業の進め方などで差があるようです。

最後に

とりあえず、横浜市立の高校ではChromebookの貸与(2023年4月入学より)が始まりました。

「小中と同じく公立高校も一律で端末貸与にして欲しい」との意見は数多く出されているようですが、今後どうなっていくでしょうか。せめて補助金が出るようになれば良いですね。

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