「制服採寸・受け取り」の失敗しないチェックポイント

公立高校の入試、本当にお疲れ様でした。特色検査や追検査(追試)も終わり、あとは合格発表を待つばかりですね。本人は開放感にひたっていますが、保護者にとってはここからが入学準備の本番です。
今回は、業者目線ではなく「母親のリアルな目線」で気づいた、高校の制服採寸や購入時の注意点をまとめました。合格発表後はあっという間に手続きが始まりますので、ぜひ事前にチェックしておいてください。
採寸期間はわずか5日間!大混雑を避けるコツ
合格発表が過ぎると、すぐに入学手続きと制服採寸が必要です。しかし、ここに最初の罠があります。
- 受付期間が極端に短い: 近隣の合格者が一斉に動くにもかかわらず、採寸期間はわずか5日間程度しかありません。※例年の日数で5日間ですが、最新の情報をご確認ください
- 週末は大混雑: 期間中の土日は数時間待ちになることも珍しくありません。
- 狙い目は「発表当日」だが…:「合格発表の当日は比較的空いている」という噂(ママ友界隈情報)もありますが、近年は周知されて30分〜1時間待ちになる店舗が増えています。
発表当日の動線をあらかじめシミュレーションし、時間に余裕を持って行動しましょう。
【男女別】サイズ選びと採寸時の注意点
【女の子】部則(部活のルール)を意識した「スカート丈」
女の子の制服選びで一番気になるのがスカート丈です。基本的には以下の3ステップで検討しましょう。
- 事前の情報収集: 高校や入学予定の部活によっては、「スカート丈は膝丈」など部則(部活内の規則)で厳しく決められている場合があります。WEB上の高校別掲示板やSNSで先輩に確認しておくと安心です。
- 迷ったら「標準丈」: 情報が得られない場合は、採寸スタッフのアドバイスに従って「おすすめの標準丈」にしてください。
- 後から調整可能: 入学後に校風に合わせて短くできるようであれば、後からお直し専門店に出して短くできます。最初は長めで作っておくのが無難です。
【男の子】成長を見越した「サイズ感」と「裏地の補強」
男の子は中学校時代ほど急激に身長が伸びないケースが多いですが、成長期が遅い子は注意が必要です。
- 上着のサイズ: 冬場に中にセーターやカーディガンを着込むことを想定し、通常は少しゆとりのあるサイズを選びます。
- スラックスのウエスト: 実寸+3〜5cm程度を選び、ベルトで絞ってはくのが一般的です。
- ズボンの裾(靴擦れ): 受け取り時に、裾の内側(かかと側)に「靴擦れ(スラックスの裾の擦り切れ防止用の補強布)」がついているか確認してください。メーカーによって標準仕様でない場合があり、ついていないと3年間で裾がボロボロになるリスクがあります。
セーター・シャツは「学校指定」かを確認
制服と同時に勧められるオプション品ですが、すべてを採寸時に揃える必要はありません。
校章入りセーター・ベスト
私立のように「校章入りを指定」されていない公立高校であれば、入学前に慌てて買う必要はありません。4月以降に周りの様子を見てから、GUやユニクロなどの市販品を安く購入すれば十分間に合います。
通学用ワイシャツ(スクールシャツ)
お店でまとめ買いしがちですが、ネット通販や量販店の方が安く済むケースが多いです。
特に半袖シャツの買いすぎには注意してください。
- 夏はポロシャツでの通学が許可されている高校が多い
- 「長袖を腕まくりして着るほうがいい」と、半袖を嫌がる子も
我が家は念のため買った半袖シャツを、一度も着ないままサイズアウト(成長して着られなくなること)させてしまいました。まずは長袖をメインに用意しましょう。
我家のスクールシャツ購入レビュー・おすすめの店舗などはこちらで詳しく書いています。
校章入りのセーターやベストなど
公立高校の場合でも、制服の採寸受付店舗で校章入りのスクールセーターやベストなどを置いているところがありますが、私立のように学校から「校章入りセーターを購入してください」と指定がなければ、制服と合わせて4月に用意をしておく必要はありません。
入学してから校則を確認して、友達や先輩の様子を見ながら寒くなり始めたころにGUやユニクロなど市販品を購入すれば大丈夫です。
通学用のワイシャツ(スクールシャツ・カッターシャツ)
制服の採寸とあわせて通学用のワイシャツも購入されると思いますが、採寸したお店で購入しなくても別途購入ができますので、価格の比較をされると良いと思います。
に関しては、夏はポロシャツOK・そもそも半袖を着ないで長袖をまくって着るのが好き(これは個人の好みですね)という場合もあるので、学校の夏服に関しての情報を確認して、本人とよく話し合ってからご購入下さい。
我家は猛暑だし念のため…と思って半袖のシャツを1枚用意しましたが、本人が長袖をまくって着るのがいい。ということで、結局1度も袖を通すことなくサイズアウトしました。無念!
納期と受け取り:宅配より「店頭受け取り」が安全な理由
制服の仕上がりは4月初旬、入学式の3日前〜1週間前など、本当にギリギリです。
多くの店舗で「有料宅配」を選べますが、新入生には店頭受け取りを強くおすすめします。 理由は以下の通りです。
- 配送トラブル(誤配送や遅延)があった場合、入学式に間に合わないリスクがある
- 店頭であれば、その場で試着してサイズ違いや不具合に気づける
なお、夏服は別途5月頃の仕上がりになることが多いため、夏服の受け取り時であれば宅配を利用しても問題ありません。
試着サイズ確認の他に、ネクタイやリボンなど付属品が揃っているかもご確認を。
自宅でのケアと「テカリ」対策
最近の制服はウォッシャブル(家庭で洗濯可能)なものが多いですが、型崩れが心配な上着や、ひだの多い女の子のスカートはクリーニングに出す方が結果的に楽です。
衣類に付いている表示のお話 全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
※2016年(H28)に、国際規格に合わせた新しい洗濯表示に変わり、親世代が昔習った洗濯表示マークとは違います。
ネクタイやリボンも意外と汚れています。ネクタイやリボンなどのデリケート(繊細)な小物を自宅で洗う場合は、おしゃれ着専用洗剤で手洗いし、アイロンは浮かせてスチーム(蒸気)を当てるだけに留め、ふんわり感を残すのがコツです。
アイロンでプレスして「ぺったんこ」にしないように!
定番の悩み「テカリ」の予防法
昔から定番の悩み「制服のテカリ」は今も同じ。息子のズボンも既に輝いています。
一度できてしまったテカリは、完全には回復しません。原因は摩擦や圧力で繊維がつぶれて平らになり、光を反射してしまうためです。
最大の予防法は「毎日帰宅後に洋服ブラシでブラッシングし、繊維を起こすこと」です。
と分かっていても、ただいま!お腹空いた~と部活を終えて帰ってきて制服を脱ぎ散らかしている男子には難しい話ですが…。
おすすめの洋服ブラシは、静電気が起きにくい「天然獣毛(馬毛など)」で、毛足が長くコシがある大きめのブラシが使いやすくておすすめです。
通学靴は「ローファー」か「運動靴」か
公立高校は靴の指定が緩いことが多いですが、以下の変数を考慮して選びましょう。
- 通学路の距離: 駅から学校まで遠い場合や、荷物が重い運動部の場合は、足への負担が少ない運動靴(スニーカー)が圧倒的に楽です。
- 体育用シューズの置き場: ローファー通学の場合、体育用の靴を学校に置いておく必要があります。下駄箱がなく校舎内も土足の学校では、ロッカーの空きスペースがあるか事前に確認が必要です。
最後に
高校によっては、PTAが主催する制服リサイクル(卒業生の不要になった制服の譲渡)を行っている場合もあります。
仕上がった制服に袖を通すと、いよいよ高校生活が始まるのだと親子の実感も湧いてきます。ぜひ万全の準備で、素敵な3年間をスタートさせてくださいね!
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高校合格発表日のながれ、高校入学手続きに関してはこちらで詳しくご紹介しています。事前情報を得て準備しておけば、あわてずにすみますのでご参考まで。



