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制服採寸から受け取り、日々のお手入れ

制服採寸から受け取り、日々のお手入れ

つい先日追検査(R6年度は2/20に各志願先高校にて実施)も終わり、本年度の公立高校の入試が終了しました。今年は面接もなくなり、特色テストがない学校では1日で終了。後は自分を信じて2/28を待つだけです。

さて、今日は制服についてのお話。プロ・業者目線ではなく「母親の目線」で気づいたことなどをご参考まで。

合格発表が過ぎると、すぐに入学手続きと制服採寸が必要です。本人は開放感にひたっていますから、保護者がこまめにスケジュールをチェックしてフォローしてあげましょう。

制服の採寸受付期間は短い

4月の入学式までに用意するのは全員一緒にもかかわらず、採寸受付店舗はいくつかに限られて、期間もわずか5日間程度。期間中に一度しかない週末は大混雑です。

合格発表日の当日に採寸へ行くのが比較的空いていると言われています(ママ友界隈情報)が、近年みな考えることは一緒なので、待ち時間なし・即採寸という訳にもいきません。店舗によっては30分~1時間程度待ちます。

もうちょっと採寸期間をとってくれてもいいのにな…と思いますが、採寸後は各個人に合わせてスカートやズボンの丈のお直しも必要ですし、同時期に中学生の制服採寸・縫製も行っているので、いろいろ業者側の都合もあるのでしょう。

女の子:スカート丈

制服採寸時、女の子が気になるのは「スカート丈」ではないでしょうか。

高校や入学後に入る部活によって違いますが、特定の部活では「スカート丈は膝丈」など部則で決められている場合もあるので、入学前の部活体験会や、WEB上の高校別掲示板などで、先輩に聞いてみましょう。

※例えば、吹奏楽部などはコンクール出場などのために、あまり短くできない場合が多いです。

不明な(情報が得られなかった)場合は、採寸スタッフに聞いて「おすすめの丈」にしておきます。入学後に特別な部則もなく、校風的に短くできるようであれば、お直しに出して短くすることができるので、まずは標準丈で。

男の子:上下のサイズ感

男の子の場合ですが、採寸スタッフの方にお話を伺った感じでは、一般的に小学校卒業~中学校卒業の間ほど急激に伸びるという子はそんなに多くないようです。ワンサイズアップ(身長+10cm)程度をおすすめしますと説明を受けました。

我家は今後の成長を見越して(周囲と比べてやや遅めの成長期スタートだったので)ズボンの折り返しを少し長めにしたかったのですが、特注でプラスすることはできなかったので、折り返しは標準(10cmの折り返し=丈伸ばし8cmぐらいまでは可能)になりました。

今、高校1年冬の時点で、既に約2~3cmほど短くなったので春には丈出ししなくては…と考えていますが、このペースで高校3年間ギリギリどうにかなるだろうか…という感じ。

ウエストは実寸+3~5cm程度のサイズをベルトで絞って着ています。高校でも運動部に入りましたが身長がひょろっと伸びだだけなので、こちらは急に体格がガッチリしてこない限りこのまま3年間大丈夫そうです。

上着については成長ウンヌンというよりは、冬場にセーター類を中に着ることも考えて、ゆとりをもって着れるサイズにしました。少し大きめでも袖丈を直す必要はなく、中学入学の時のような「初々しく微笑ましいダボダボ感」はありません。

校章入りのセーターやベストなど

公立高校の場合でも、制服の採寸受付店舗で校章入りのスクールセーターやベストなどを置いているところがありますが、私立のように学校から「校章入りセーターを購入してください」と指定がなければ、制服と合わせて4月に用意をしておく必要はありません。

入学してから校則を確認して、友達や先輩の様子を見ながら寒くなり始めたころにGUやユニクロなど市販品を購入すれば大丈夫です。

高校の制服の仕上がり時期

納期は入学式ギリギリ(お店で異なると思いますのでしっかり納期の確認を。我家は4月初旬・高校によっては入学式3日前~1週間前でした)でした。

ちなみに、夏服は別途5月の仕上がりになるので、入学前に受け取るのは冬服だけになります。

購入店にもよりますが、できあがった制服は有料で宅配にもできます。恐らく仕上がり予定日+数日で手元に届くのだと思いますが、入学式に間に合うのかしっかり自宅到着日を確認しましょう。

我家の場合はお店からは「仕上がるのが結構ギリギリなので、もしトラブル(他のお客様との取違い・配送会社での荷物の行方不明など)があった場合に入学式に間に合わない可能性もあるのでお勧めしません」と言われました。

店頭受け取りのほうが、その場で制服の試着・確認もできるので確実だそうです。

受け取り時の確認

サイズ確認の他に、ネクタイやリボンなど付属品が揃っているかもご確認を。

また、男の子はズボンの出来上がり丈の他に、裾(裏側かかと部分)の「靴擦れ(くつずれ)」の有無をチェックしましょう。

※靴擦れ(くつずれ)=合わない靴を履いてできる足の傷ではなく、スーツなどのスラックス(ズボン)の裾/内側/かかと部分についている、擦り切れ防止の補強用の布のことです。

我家は靴擦れがついていなかったので、採寸店舗を通して縫製会社へ確認してもらったところ、ついていないのが標準仕様とのことでした。(付け忘れではなかった)

同じ採寸店舗でも高校が違う友達(縫製会社も違う)の制服は靴擦れがついていたので、なんだかハズレを引いた気分…。中学の制服にはついていたのにな。

ない場合はズボンの裾が靴と擦れて傷みやすくなります。着用期間が3年間とはいえ、成長に合わせて後から丈出しすることを考えると靴擦れはあったほうが良いのですけどね。気になる場合は、自分で取り付けるか衣替えなどの間にお直しに出して取り付けてもらう(別途有料)ことになります。

制服のクリーニング

基本、最近の制服は家庭で洗濯できると思います。念のため洗濯表示タグの確認を。

衣類に付いている表示のお話 全国クリーニング生活衛生同業組合連合会

※2016年(H28)に、国際規格に合わせた新しい洗濯表示に変わり、親世代が昔習った洗濯表示マークとは違います。

上着はなんとなく型崩れが怖いし、ひだの多い女の子のスカートは自宅洗いの後はあて布をしてアイロン必須なので、クリーニングに出してしまったほうが楽かもしれませんね。

ネクタイやリボンも意外と汚れていますが、こちらはデリケートなものが多く型崩れしやすいので、安易に自宅で洗わないほうが良い場合もあります。

もし洗濯可能で自宅で洗うなら、おしゃれ着専用洗剤で手洗いし、タオルで脱水します。その後アイロンでプレスしてぺったんこにしないように。あて布をして裏側からスチームをあててしわを伸ばすくらいにしておきます。ふんわり感を残すのがポイントです。

制服のテカリ

昔から定番の悩み「制服のテカリ」は今も同じ。息子のズボンも既に輝いています。

原因は「生地の表面が摩擦や圧力でつぶれて平らになり、そこに光が反射する」から。本来、繊維がふわっとしていてマットな感じだったものが、日々の生活の中でつぶれてしまい、表面がつるつるぺったんこになってしまったわけですね。

昔から、洋服ブラシをかける(その後アイロンは浮かせてスチームをかける)・アイロン時は必ずあて布をする。などはテカリ回復に有効とされてきました。毛(ウール)混紡の場合はおしゃれ着用洗剤で洗うのも少しは効果があるようです。

実は水洗いが効果的!制服・スーツの「テカリ」の上手な対処方法 Lidia by LION

が、個人的には「既にできてしまったテカリはほとんど回復しないし、ちょっと良くなったように見えてもまたすぐピカピカになる」と感じています。

テカリができる前に「毎日帰宅後に丁寧にブラッシングしてハンガーにかける」がベストですね。

と分かっていても、ただいま!お腹空いた~と部活を終えて帰ってきて制服を脱ぎ散らかしている男子には難しい話ですが…。

洋服ブラシ

毛(ウール)混紡の制服などへのおすすめ洋服ブラシとしては、素材は静電気が起こりにくい天然獣毛、毛足は少し長めでコシがあるもの。


サイズ・持ち手の形状などはお好みですが、ハンガーにかけてささっとブラッシングしやすいもの…となると、ある程度の大きさ(ブラシの面積)があったほうが楽です。

おすすめは毛足が長めで馬毛の洋服ブラシ。毛が柔らかく繊維を痛めにくいので、制服・スーツ・コート・ニットなどに幅広く使えます。

最後に

高校によっては制服リサイクル(先輩の不要になった制服を後輩へ譲る)活動などもあるので、自分で購入する制服と合わせて、うまく活用してみて下さい。

仕上がってきた制服を着ると、親も子も「4月から新しい環境で3年間を過ごすのだな」と実感します。慣れるまでは大変かもしれませんが、有意義な3年間になると良いですね。

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高校合格発表日のながれ、高校入学手続きに関してはこちらで詳しくご紹介しています。事前情報を得て準備しておけば、あわてずにすみますのでご参考まで。

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