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PASMOからモバイルPASMOへ移行【通学定期】

PASMOからモバイルPASMOへ移行

我家ではPASMOカードで通学定期を購入し、入学後最初の週末にモバイルへ移行(カードの取り込み)しています。(2023年4月の入学前にモバイルでの通学定期購入が大幅に遅延していると分かっていたので、回避策として移行を選択しました)

とりあえずカードで通学定期を作ったけれど、モバイルのほうが便利そうだなと感じた方々へのご参考まで。解約しなくても自宅でさくっと移行できますよ。

最後にメリット/デッメリットも合わせてメモしておきますので、じっくり検討してみてください。

※我家はAndroid一家なので、以下の記事は、Androidでの手続き・操作がメインとなり、iPhoneでの操作・手続きについては正確な事がよく分かりません。リンクはご案内しておきますので、詳細は各自ご確認くださいませ。

カードで発行・後日モバイルへ移行

移行手続きは簡単。公式WEBサイトの手順通りに自宅で手続きできます。翌朝モバイルPASMOアプリ内でSF(電子マネーの残高)受け取りをすれば、モバイルPASMOの全ての機能が使えるようになります。※定期は移行手続き完了後すぐに使用可能

定期のないPASMOのモバイル移行については、一部移行不可のPASMO(無記名PASMO・小児用PASMO・一体型PASMOなど)がありますのでご注意を。

ただしAndroid版は、初めてモバイルPASMOを使う・過去に使っていたが既に解約している場合のみ、この方法が使えます。既にモバイルPASMOを使っている場合には一度解約=退会(アプリ削除ではNG)しないとカード移行ができません。※詳細は後述

既にモバイルPASMO・モバイルSuicaを利用している場合

Android版モバイルPASMOは、1つのGoogleアカウントに紐づけできるのは1枚。既にモバイルPASMOを利用中の場合、もしくは過去に利用していたモバイルPASMOの退会手続き(払い戻し)をしていない場合は、PASMOカードの移行(取り込み)ができません。

アプリ削除=退会ではないので、所定の手続きをする必要があります。

退会手続きを終えれば、翌日以降から新たにモバイルPASMOをはじめる時に、PASMOカードの移行ができるようになります。

モバイルPASMOを退会したい

なお、モバイルSuicaを既に使っている場合は、端末によってモバイルPASMOが追加できるものとできないものがあるようです。追加できない場合には、モバイルSuicaを退会後にモバイルPASMOの追加となります。

どの端末なら両方使えるのかなど、詳細はモバイルPASMOのWEBサイトでご確認ください。

iPhoneの場合は、1台の端末に複数のPASMOが登録できる(1つのApple IDに対し最大4枚まで)ようなので、どのカードを優先して使うのかなど、端末側の設定もお忘れなく。

移行前の注意事項

モバイルへ移行する前に、他にもいくつか注意事項があります。

  • 逆:モバイルPASMOをPASMOカードに移行するのは不可。
  • 定期券以外のサービスは、移行手続き完了の翌朝5時以降にモバイルPASMOアプリにログインし、SF(電子マネー)の受取操作をすることで使えるようになる。
  • 移行手続きした後のPASMOカードは利用不可となる。
  • 通学定期券をモバイルPASMOへ移行した次の年度に、初めてモバイルPASMOで購入する場合(継続購入する場合など)は、モバイルPASMOアプリからの購入申請(通学証明書の提出)が必要。

iPhone/Apple Watch の移行前の注意事項は下記にてご確認ください。

PASMOカードの移行(取り込み)ページ下部:ご注意ください を参照

モバイルPASMOからカードへ移行はできない

モバイルからカードへの移行はできません。どうしてもカードへ戻したい場合は、モバイルPASMOを払い戻し後(定期・SF残高がある場合は解約手数料がかかります)に、カードで作り直し(新しいカードで定期も新規発行)となります。

モバイルPASMOはいつから使えるのか

モバイルへの移行手続き完了後、すぐに使えるようになるのは定期と残高履歴の確認のみです。その他のSF(電子マネー)・オートチャージ設定などについては、翌朝5:00以降にモバイルPASMOアプリ上で「SF(電子マネー)の受取操作」を行ってからとなります。

SF(電子マネー)が翌朝まで使えないので、移行手続き完了日はモバイルPASMOでの定期区間外の利用・コンビニなどでのお買い物の支払いができないことになります。

移行後のPASMO(カード)は使えるのか

Androidのスマホへデータを取り込んだPASMOカードは使えなくなります。最寄りの駅の窓口で返却手続きをして、デポジット500円を返金してもらいましょう。※再利用不可のため、移行完了したカードは窓口で回収されます

iPhoneやApple Watchに移行の場合は、Apple PayのPASMOへSF(電子マネー)としてデポジットの500円が入金(チャージ)されるので、窓口での返却手続きは不要となり、カードは自分で破棄することになります。

端末がAndroidかiPhoneかで「取り込んだ後のカードはどうするのか」が違うので注意が必要です。

通学証明書の提出

2024年4月に「在学中は再提出不要」と改善されたのですが、通学証明書省略期限が設定されていないPASMOカードから移行した場合、新年度分として通学定期を継続/前回の内容から購入する時に通学証明書の提出が求められます。

移行した後に気を付ける事

モバイルPASMOにした後、今までのカードとほぼ同様の使い方(SFチャージ・定期区間外の利用・お買い物など)ができますが、モバイルならではの気を付けるポイントもあります。

  • スマホのバッテリー切れには要注意(完全に残量ゼロ=電源OFFから起動できない状態になると使えなくなります・画面真っ黒=スリープ状態ならセーフ)
  • モバイルPASMOの通学定期に関する各手続きは自分のスマホでする(駅の定期購入窓口で、モバイルPASMOの定期購入は不可)
  • モバイルPASMO側のシステムトラブル(昨年度は年に数回発生。チャージ・定期購入ができないなど)もあるので、SF残高管理・早めの手続きと合わせて、緊急用の現金も備える

気が付けば「バッテリー残量がひと桁…という状態がよくある」という方は、モバイルバッテリーを持っておきましょう。

それぞれのメリット・デメリット

モバイル化はしないでカードで通学定期を持つメリットとしては、スマホのバッテリー残量やスマホ本体の紛失/故障・モバイルPASMO側のシステムトラブルなどと切り離せるところ。

デメリットは、各手続きは駅(新規購入/継続購入など)・コンビニ(チャージのみ)に行く必要があることでしょうか。特に新入生が通学定期を購入する4月は窓口が混むんですよね。

初期設定さえしてしまえば、様々な手続きを自宅からできるのがモバイル最大のメリットです。個人的には、手続きのために窓口に行くのを「めんどうと思うかどうか」が、カード/モバイルどちらを使うかの分岐ポイントだと思います。

これとは逆に、スマホからの手続き・設定を「よく分からないし、自分で調べるのもめんどう」と思ってしまったらカードが良いのかもしれません。行列に並んで通学定期を買うのも最初の1回だけ(利用区間の変更などがなく、順調に継続購入した場合)ですから。

カードでも継続購入なら駅の券売機でOK、残高不足を感じたら都度現金持ってチャージ(駅やコンビニなど)できます。いずれも学校帰りにできますし、よく分からない場合は駅員さんに聞けますからね。

最後に

我家が使い始めた1年前(2023年4月)と比べると、いろいろ改善されて中高生でも使いやすくなってきたので「学校へスマホを持ってきてはいけない」という校則がなければ、モバイルPASMOも検討してみてもよいのではと感じています。

カードの場合でも2024年4月に「継続購入時に通学証明書の再提示が不要」になったのは大きな変化です。今まで見たいに、通学定期更新時期の9月末から10月ごろに定期販売窓口が混むことになくなるのでしょうね。

通学定期の紛失/盗難にはお気を付けください。

以上、ご参考まで。

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