モバイルPASMO【通学定期】年度またぎで継続

年始早々、通学定期の更新です。
この時期に6ヵ月の通学定期を継続購入しようとすると「年度またぎ」が発生します。ちょっとイレギュラーな買い方ですが、昨年も年度またぎで通学定期(高1の1月~高2の7月)で購入しているので、購入可能なことは分かっています。
通学証明書省略期限は設定されていますか
2024年4月以降に通学証明書の提示が1番最初の購入(高1の4月)だけで、通学証明書省略期限内=卒業するまで3年間は再提示不要(通学先・通学ルートの変更などがない場合)となったこと。昨年はモバイルPASMO改善前に通学証明書を添付して年度またぎの通学定期を購入しましたが、今回は再提示は不要です。
※我家は前回の7月の更新時に通学証明書を提示し「通学証明書省略期限」=期限は卒業年の3月31日で設定されます
自分の通学証明書省略期限ってどうなってるの?ちゃんと設定されてる?不安な方、以下の手順で簡単に確認できます。
- モバイルPASMOアプリを起動し、PASMO一覧画面にて、期限を確認するPASMO(通学定期)のカード画像をタップ
- モバイルPASMO(通学定期)の詳細が確認できる画面で少し下に行くと「通学証明書省略期限」で卒業年の3月31日が記載されていれば、期限設定済みとなります。
通学証明書類の提出を省略し通学定期券を継続購入・前回内容から購入できる期限(通学証明書省略期限)を確認したい(モバイルPASMO)
イレギュラーパターン
ただし「通学証明書類から卒業予定年月日の確認が出来なかった場合には、通学証明書省略期限は設定されません モバイルPASMO>通学証明書類を撮影し通学定期券を購入したが、省略期限が設定されていない より」とのことなので、提出する書類によっては期限の設定がされないこともあるようです。その場合は年度またぎ・新年度用の継続購入どちらも、もういちど通学証明書類の提出が必要になるのでご注意ください。
また、下記に該当する場合にも手続きの途中で、通学証明書の提出を求める画面が表示されます。
- 通学証明書省略期限の設定がされておらず、新年度に初めて購入または翌4月30日をまたいで購入する場合
- 通学証明書省略期限が設定されていないPASMOカードから移行した場合
- 通学証明書省略期限後も継続したい場合
この場合、申込み内容の確認・承認待ちの時間が入るので、即発行とはなりません。1~2日ほど待ち時間が入るので、上記イレギュラーパターンに該当する場合は早めに継続手続きをしましょう。
親の代理決済が可能になりました
同じく2024年度から、通学定期代の支払いについては親のクレジットカードで代理決済が可能となりました。今までは子名義のLINEプリペイドカードで通学定期代を支払っていましたが、LINEプリペがサービス終了(2025年1月30日)ということで使えなることもあり、我家では初めての代理決済です。
ただし、親が代理決済できるのは「通学定期券の代金」に限ります。SF(電子マネー)のチャージは本人名義のプリペイドカードなどのみになりますのでご注意を。※記事作成 2025年1月時点
決済に使う親のカードは、本人認証サービス(3Dセキュア認証)に対応している必要があります。(Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club の5ブランド)事前に登録・設定が必要なカードもあるので、使う予定のカードの3Dセキュアについてご確認を。
本人認証サービス(3Dセキュア認証)とは? モバイルPASMO
モバイルPASMOのアプリから通学定期の継続購入手続きをすすめ、支払いは「保護者が購入」ボタンを押して支払い手続きをします。
親本人が支払い手続き(操作)を
決済の途中でワンタイムパスワードなどの入力を求められることもありますので、子にスマホを貸してもらって、カードの名義人(親)本人が支払い手続きをしましょう。
※不正使用の可能性が低いなど、本人確認が不要と判断された場合は、パスワードの入力画面が表示されないことがあるようです 楽天カード>本人認証サービスの仕組み より
なお、親のカード情報は基本的にはアプリ内には登録されません。購入する都度カード情報の入力が必要となります。
通学定期の継続購入
手順は基本的に、モバイルPASMOで説明されている定期継続購入どおり。
新年度でも通学証明書の提示がいらないのであれば、同年度内の継続購入と同じ感じなのかなと思っていましたが、やはりそうでした。
年度またぎでも、新年度の通学定期を購入する場合でも、今までのような通学証明書と定期購入申請内容の照合・承認連絡待ちがなく、通学証明書省略期限内の継続購入はその場で支払いが発生し「即発行」となります。
あまりにあっけなく手続きが完了するので少々不安になりますが、モバイルPASMOアプリを立ち上げ、通学定期のPASMOカード画像をタップして詳細確認をすると、ちゃんと【継続】で新しい通学定期の期間が記載されています。
前回は年度またぎで「定期の期限が切れてから次の手続き(支払い)を…」というのがあったのですが、今回はそれもありませんでした。
楽になりましたね。
ちなみに昨年の年度またぎについては、下記記事にて。
最後に
これで基本的な手続きはひと通りやってみたことになります。
中高生のモバイルPASMOはまだ使えるようになったばかりで、まだまだ不便な部分もありますが、少しづつ改善されているので今後に期待です。
あとは親のクレジットカードでSFチャージができるようになれば…(モバイルSuicaは既に導入済み)とも思うのですが、仮にできるようになったとしても一度にあまり多くの金額を入れるのは不安(スマホ紛失時の第三者によるSF不正利用)だし、都度クレジットカード情報の入力の手間を考えると、子に現金を渡して駅でチャージしてもらうほうが手軽かもしれませんね。
モバイルPASMOも駅やコンビニなどで現金チャージが可能です。※上記★記事参照
個人的にはとても便利に使っていたLINEプリペがサービス終了となってしまったのが非常に残念!利用キャリアの縛りなく子の名義で発行でき、親からもLINEで送金・即着金は便利だったのですけどね…。統合先のPaypayには同等のサービス(子名義のプリペ発行)はないし。
モバイルPASMOとしては、今まで過去に1度だけ「モバイルPASMOが反応しない=アプリは起動するのに買い物・改札で反応しない」というトラブルがありました。幸い端末の再起動で復活しましたが、あれはなんだったのか?
それ以外はモバイルPASMOのシステムトラブルにも巻き込まれず、順調に使えています。
トラブル時はまず端末の再起動をおすすめします。あわせて、万が一の時の現金も必ず持っておきましょう。